デリヘルが盛んな地域の特徴として、他の風俗ジャンルの数が少ない、公共交通機関が少ないといった面が考えられます。つくばのデリヘルはそれに該当していて、つくば市には店舗型の風俗は一切ありませんし、公共交通機関もつくばエクスプレスしか通っていません。そもそも茨城県全体が車社会な面が強いですし、電車も本数が少ないため、積極的に利用されているというわけではありません。だからこそ電話一本でどこにでも女性を派遣するデリヘルはつくば市との親和性が高いといえるのです。しかし、つくばの場合には店舗の数はそこまで多いというわけではなく、10店舗にも満たない数です。新規で店舗がオープンする機会も少なめで、どの店舗も安定的に利用されているため、激しい競争があるというわけでもありません。デリヘルの場合は女性が出勤したとしてもお客さんがつかないままだと給料が発生しない場合が多々あります。そのため、不人気の女性はどんどんと退店して行ってしまうのです。しかしつくばの場合にはそうしたケースが少なく、比較的まんべんなく女性が稼ぐことができる環境が整っているため、女性の入れ替わりは少なくなっています。また、デリヘルを利用する側も比較的マナーを守る人が多く、女性の方がデリヘルで働くことに対する拒否感を持つことも少ないようです。現在のようにつくばでデリヘル店がオープンする前までは、土浦の風俗店で働く女性が多かったようですが、土浦は店舗間での競争も相当激しく、JR常磐線が通っていることから、多方面からの風俗店の利用があり、マナーを守らない客が多かったり、そもそも風俗街の治安が悪かったりと、働く女性にとっては良い環境とは言えませんでした。しかし、つくばのデリヘルの場合には、治安の悪い場所にわざわざ出勤する必要もありませんし、大抵はラブホテルへの派遣なので、働くことに対して集中することができる環境が整っています。こうした良好な環境だからこそ長く働く女性が多く、女性の入れ替わりが少ないといった面が考えられます。ただし、つくば市はここ数年、地域全体が移住や企業の進出により栄えてきている傾向にあるため、夜の街が今後発展してくる可能性も増えてきています。デリヘル以外の風俗店はなかなか新規にできる可能性は現在は少ないですが、もしもつくばの風俗が今後盛り上がるようなことがあると、また状況も大きく変化してくる可能性も高まってくるかも知れません。
茨城/デリヘル『つくば風俗エキスプレス ヌキ坂46』